【新唐人2016年11月14日】
韓国の観光地・景福宮を訪れると、美しい韓国の伝統装束をまとった若者が記念写真を取っている光景がよく見られます。この景福宮でこのほど、韓国の伝統装束のファッションショーが行われました。
秋の夜の景福宮のあでやかな姿と優雅な韓国の伝統装束。
この美しい伝統的な饗宴に観客はすっかり魅了されています。
この中で一斉に注目を浴びていたのが、若手のデザイナーがデザインした現代的要素を取り入れた伝統装束です。
ソウル市民・金魯煐さん：「ラインが美しい韓国の伝統装束に現代的な改良が加えられています。今、とても意義ある時間を過ごしています。」
ソウル市民・李恵順さん：「色彩がとても華麗で、いろいろな場所で着られます。韓国の伝統装束の奥行の深さを再発見しました。」
「韓国伝統装束の日」は今年で第２０回目を迎えました。最近では２０～３０代の若者の間で韓国伝統装束ブームが起きています。かつてないほど伝統装束に注目が集まっており、いろいろな素材やスタイルの服が現れました。
韓国弘益大学教授・Geum Key-Sook：「韓国の伝統装束は今でもよく礼服として着られますが、最近はふだんでも着られるようなデザインが数多く考案されています。デザインのテーマは、韓国の伝統装束を日常に取り込み文化にするというものです。」
当日は観光客のために、様々な活動が用意されていました。
多くのブースでは観光客に韓国伝統装束を貸し出したり、伝統的な工芸品作りを体験できるイベントを開催していました。
「これはカボチャのブローチで、このように着けます。」
街でも多種多様な韓国伝統装束を見かけ、秋をさらに彩っています。
ソウル市民・金柱煐さん：「優雅で美しく、本当にすばらしい。ふだんも着たいですね。」
ソウル市民・閔景瑉さん：「韓国の伝統装束はとても動きやすく、東洋の美しさをはっきりと表しています。本当にきれいだと思いませんか？」
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2016/10/27/a1293517.html（中国語）
（翻訳/廉 ナレーター/佐藤 映像編集/李）
